17 12月

「信頼か?失望か?」

古典中の古典の書には、次のような一節がある。
「彼に信頼する者は、失望させられることはない。」
我思う。信頼と失望は表裏一体であると。言い換えるならば、相反してみえる二つの関係が根本的なところでは、密接に結び付いている。
我々は、何かにしがみつきながら、自然に流れる風。時には、逆風に流されて生きる「人生の漂流者」ではなかろうか。
あなたへのメッセージをプラス、つまり、肯定的に受け止めるか、それともマイナス、つまり、否定的に受け止めるかによって人生が変わる。
「人生の漂流者」たちよ。私にとって、信頼も失望も我が人生なりである。愛に信頼する者は、失望させられることはない。